友人である27 COFFEE ROASTERS 葛西さんに誘われ、中米ホンジュラスを3度訪問し、トップクオリティーのコーヒー豆を生産する標高1,500~1,800mにある山奥の農園を巡り、熱いハートを持つコーヒーマンたちに魅せられ、「もうあなたがいないと私だめなの」的にスペシャルティーコーヒーを愛する僕が、野外で高品質なスペシャルティーコーヒーを”簡単に”淹れる方法を教えちゃいます。
一般的なハンドドリップコーヒーを野外で淹れるには、以下の準備が必要です。
- コーヒー豆
- コーヒーミル(豆を挽く器具)※挽いた豆を使う場合は不要
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- サーバー(コーヒーを落とす容器)
- 水
- ケトルもしくはクッカー(お湯を沸かす容器)
- シングルバーナーとガスカートリッジ
- マグカップ
最低でもこの8~9アイテムが必要です。 書き出してみると結構ありますね~(^^;) 本格的なキャンプに行くなら、車に積んでしまえばどうってことはありませんが、近場でデイバッグを背負ってハイキングなどをする場合には、少しでも荷物は減らしたいものです。
そこでお薦めするのが「ドリップバッグ」です。こういうやつですね↓↓↓

コーヒー豆をドリップバッグにすることで、持っていく道具を大幅に減らせます。この場合に必要なアイテムは以下の通り。
- ドリップバッグコーヒー
- 水
- ケトルもしくはクッカー(お湯を沸かす容器)
- シングルバーナーとガスカートリッジ
- マグカップ
何と、5アイテムのみ!これなら気軽に持ち出せますね。また、アウトドアの道具を持っていない人でも、これらのアイテムなら1万円程度の投資ですぐに揃えられます。キャンプデビューしたい、災害時のためにアウトドアの実力を身に付けたい、という方もまずはアウトドアコーヒーから始めてはいかがでしょう。
ちなみに、10分程度の移動なら、沸騰したお湯をダブルウォールマグなどに入れて持っていけば、現地でお湯を沸かすことなく、すぐにドリップできますので、シングルバーナーも不要です^^
ではここで、我が家のアウトドアコーヒーセットを紹介します。

ドリップバッグコーヒーは、もちろん27 COFFEE ROASTERSのものを選びます。何故なら、絶対に美味しいからです^^せっかくアウトドアで飲むのに妥協したコーヒーは飲みたくないですからね。27のドリップバッグは定番のハウスブレンドから、トップクオリティーのゲイシャ種までいくつかの種類が用意されているので、気分とお財布に合わせて選べます。

シングルバーナーは「SOTO アミカス」。小さくて軽量、4本ゴトクでクッカーが安定するし、風に強くコストパフォーマンスも高いモデルです。アウトドアショップ好日山荘で5,280円です。ガスカートリッジはSOTOパワーガス250トリプルミックス、570円です。

クッカーは「DUG POT-M」。アルミ製で重量は226g、容量は本体1,000ml、蓋500mlで、本体内にシングルバーナーとカートリッジが収納出来ます。同じく好日山荘で2,574円です。

ウォーターボトルは「27 Reuse Bottle」。容量は500ml、27 COFFEE ROASTERSで1,000円です。

カップは家にあるものでいいと思いますが、登山や長距離を歩く時は軽いものがいいでしょう。僕は3,000m峰を登るわけではないので、軽さより美味しく感じるホーロー製マグを使っています。
ちなみに量販店にはないクールなアウトドアギアが欲しい人は、TOP BANANAが運営する「bunch」に行ってみて下さい。男心をそそられるギアばかりです。
では、ドリップバッグでコーヒーを淹れましょう。まず水をクッカーに入れて、シングルバーナーで温めます。


次にドリップバッグをマグカップにセットします。





お湯が沸いたら、ドリップします。3~4回に分けてゆっくりドリップしましょう。お湯の量は好みによりますが150mlくらいが目安です。




娘も自分で淹れたコーヒーを美味しそうに飲んでいます^^

野外で飲むコーヒーは格別の美味しさです。 まだ体験したことがない方は、是非チャレンジして下さい^^
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