天然のホタルが舞う貴重な里山「瀬上沢」。この横浜最後の大自然を破壊する大規模な開発計画が進められ、横浜市は開発を許可した。

横浜市の緑被率は、昭和50年に45.4%だったものが平成26年には28.8%まで下がっている。この問題を解決するために、横浜市では緑地保全とその増加を目的とした「みどり税」を市民から徴収している。年度当たりの平均税収は20億円だ。

緑地保全を目的とする税を徴収する一方で、大規模な自然破壊を伴う開発に許可を出す横浜市。建築、土木、園芸等の利権絡みのステークホルダーだけが喜び、市民や地球のことは完全に置き去りにされている。

そして、林市長は選挙前に「白紙です」と言っていたIR誘致にも積極的な姿勢を見せている。緑を壊し、市民から税を巻き上げ、企業は儲けさせる。でもまだお金が足りないから「もうこうなったら博徒になって、金持ってる外国人観光客と国内のギャンブル中毒者から金を巻き上げようぜ」という魂胆だ。

「横浜には魅力的なコンテンツが足りない」とも発言している林市長。横浜市民の皆さん、こんな人にいつまでも市政を任せていて大丈夫ですか?

山桜が美しい瀬上沢